だいたいみんな同じ
少し前のこと。
NHKの朝の番組「あさイチ」でお酢特集がやっていた。
そしてその数日前にもどこかの番組でお酢がいいと言っていた。
前から酢が体に良いことは知ってたし、そもそも好きだから、穀物酢、黒酢、やさしい酢、バルサミコ酢、レモン汁となかなかバリエーション豊富に常備しているのだが。
TVの影響で「りんご酢がいいらしい」という新たな酢に興味を持ってしまった。
うちの夫は酸っぱいものが苦手なのだが、健康を意識して「りんご酢飲んだりした方がいいかな」と呟いた。
お、酢を受け入れましたね?
いいと思うよお酢習慣!
だが、しかし。
善は急げとその日の夕方、近所のスーパーに行ったらこれだもんな。
りんご酢コーナーだけがぽっかり抜け落ちた感じ。わかりやすすぎる。
「いや、家にもお酢いろいろあるから別にりんご酢を急いで買うこともないし。」
そんなことをつぶやきながら心の中の漠然とした敗北感をごまかす。
この敗北感、競争に負けたというより、あまりにも大衆的すぎる自分の思考に対しての敗北感もある。情報に踊らされる感じ。
土佐のデザイナー・梅原真さんの「おまんのモノサシもちや!」という本のタイトルを思い出す。
消費者目線は大事だが、肝に命じておけよ、自分。
他の酢に比べてずば抜けて高価な「オーガニックアップルビネガー」700円は減っていなかった。
そこまでじゃないんだろうな。
うん、わたしもだよ。